読書 「木はいいなあ」

新年明けましておめでとうございます。

今年もトゥレーヌ補習校、更なる発展を目指し前進していく次第でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

補習校には毎年、年度初めに(9月10月)新刊が届きます。それをご紹介する予定でしたができませんでした。ご紹介する為沢山新刊を借りてタブレットで表紙を写真に撮っていたのですが。。。泥棒に入られてそのタブレットも盗まれてしまいました。そのまま時間が経ってしまい。年が明けてしまいました。ちなみに新刊は沢山借りてはいけません。数が限られておりますので、1人3冊までです。。。管理人みたいにしっかりルールを忘れて沢山借りたら周りに迷惑です。気をつけましょう。。。

というわけで、今日は一冊だけご紹介します。 ストレートに投げかけられた社会問題。。。そう私は受け止めました。

題名通り、木はいいなぁ。。。素晴らしい本だと思います。

木はいいなあ

どうぞお子様に読んであげて下さい。

では。暖冬とはいえ、だいぶ冷え込んできました。ご自愛ください。

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トゥレーヌ補習校 図書 感想文 まとめ

 今年度もあと5週です。 
 トゥレーヌ補習校の授業も残り3回、七夕祭りで終わります。

 今回のブログはレビューが溜まっているので一気に行きます。 トゥレーヌ補習校には沢山の本があります。ぜひご活用ください。


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「おおかみ族の少年」 ミシェル ペイヴァー

ファンタジー系です。個人的にファンタジー系はのめり込めないタイプなのですが、この本は森の生態系を主体に描かれており、比較的面白かったです。

森で生きていくために沢山の試練が待ち受けています。神経が研ぎ澄まされる思いで読みました。

どうやら続編があるみたいですが、トゥレーヌ補習校にはないみたいです。


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「健ちゃんの贈り物」 赤川次郎 ショートストーリーシリーズ

これは子供用っぽい表紙なのですが、内容は子供用ではないです。男女の関係を描いたのが大半で、簡単にすら~っと読めます。赤川次郎なので、裏切られることはありません。


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「おれがあいつであいつがおれで」 山中恒

これは完全児童文学の範囲です。
内容も話の展開もありきたり~。でも子供にはとても楽しめる内容だと思います。


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「太陽の子」灰谷健次郎

 「生きる」ことをテーマにした、力強いメッセージが心に刺さります。
「繋がり」、「受け継いでいくこと」。ボーっと生きてたらあかんなぁー、と笑

 管理人、まずは人に優しくなるところから始めます。。。

 読まれてない方、一度お読みあれ。

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長谷川耕造 「タフ & クール」

何十件もあるレストラン経営なさってる社長さんの自伝書です。自伝の部分が3/4占めますが、特に読んで良かったという部分はありません。ですが、経営術はすごい、に尽きます。目標の立て方が半端ないです。

後半部分に、彼の経営哲学が纏められています。何かこれからでかいことをしたい!と生き込んでらっしゃる方が居られれば、この部分を読めばいいかと思います。

彼の一文を紹介します。「できないんじゃないかと諦めてしまうより、目標に向かってチャレンジしてるほうが、自分自身を鍛えているのだから精神的には楽に決まってます。諦めたり、挫折感にうちのめされるより、前に向かって苦労してるほうがずっと楽しい。」


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『奇跡のリンゴ』木村秋則の記録  石川拓冶

100%無農薬のリンゴ栽培の記録です。純粋に彼の人柄に尊敬し、感動します。私が彼の妻だったと想定すると、言葉がないですが、やり遂げた彼に着いて行った家族にもまた尊敬します。
文章の質は普通ですが、内容が凄いです。こういう人が世の中に存在するのかと。自分も何か役に立てる人間になりたいなぁと思います。

お勧めです。一度お読みください。


以上です。

気温差がとても激しいフランス。ご自愛ください。

トゥレーヌ補習校読書レビュー 「夏の庭」 「裏庭」

 桜見物の好季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。日本の桜、綺麗ですよね。ここフランス、トゥレーヌ地方にも実は結構桜を目にすることが出来ます。

 そして幼稚部でエイプリルフール用の魚を折紙で作ってるのを見て、「え?もう4月?」っと仰天し、全く上の空な管理人です。

 今回は庭シリーズで「夏の庭」と「裏庭」を読みました。

 
 夏の庭
 湯本 香樹実

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 管理人、一押し作品です。
 純粋に感動します。

 自分たちが小学生の時の忘れ去られていた発見と感動、その時感じていた気持ち、みたいなのが、一気に蘇ってきます。

 表紙に帯が付いていて、そこにコメントが載っています。「日本版スタンドバイミー」。正にそんな感じです。

 主人公、その子の友達も、こんなんクラスに居たような。。。といったキャラクター設定になっており、良く描かれています。生と死をテーマにした男の子トリオの一夏の物語です。



 庭続きで

 梨木 香歩の『裏庭』を読んでみました。

裏庭

 こちらはファンタジー作品で、私はあまり入っていけなかったジャンルです。
内容がいまいち分かり辛く、2回読み直してみました。心の傷がテーマになっており、心揺さぶられます。ファンタジー好きの方にはとてもいいと思います。

 女の子が洋館の鏡から裏庭へ入って冒険の旅に出るお話です。


 では花冷えの候、くれぐれもご自愛下さい。

読書レビュー 豚の死なない日


三寒四温とはよく言ったものです。春を感じさせる気持ちよい日が来た~!と思いきや、冷える冷える。。。
フランス、トゥールにあるトゥレーヌ補習校の皆は元気よく活動しています。エネルギーが有り余っている子が沢山いて、見ていて気持ちがいいです。

最近続いていますが、読書レビューです。補習校のお母様がお勧めとおっしゃっていたので、読んでみました。

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「豚の死なない日」
ロバート・ニュートン・ペック


『少年が大人になる瞬間』・・・

 父に捧げる、と冒頭にあります。著者自身の少年時代を話のようです。少年は12歳。
 
 冒頭の展開は凄い出来事で、目が飛び出ます。
男の子の無知なボケ具合、おばさん達の描写具合が面白いです。アメリカンユーモアたっぷりです。お父さんは豚を殺すのが仕事。大地の掟を守り、フリル(なくてもすむもの)を排除する「質実の民」。父さんのやさしい手。一冬で自立する少年。その厳しさに深く胸を打たれます。

この飽食の時代に、豊かな生活とは何か、真っ直ぐに問いかけられます。子どもに必要なのは高価なおもちゃでも習い事でも旅行でもなく。。。

愛情に満ちた、ぬくもりが沁みる作品です。

『続 豚の死なない日』も読みました。こちらはユーモアより、待ち構えている、あまりに厳しすぎる現実に胸を打たれます。
読み応えがある仕上がりになっています。


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一瞬の風になれ



「一瞬の風になれ」
佐藤多佳子

スポーツ青春ストーリーは読んでいて爽快です。
限界を超える、ミラクルみたいなものが存在するのかもしれない、なんてわくわくします。一巻しか読んでないので、続きが気になります。

読んだ当人は小、中とバスケットボール少女で、あの必要のない異常な上下関係を思い出しました。。。


では浅春の折、何卒ご自愛下さい。

トゥレーヌ補習校 図書 トルストイ 「人は何で生きるのか」

日増しに暖かくなり過ごしやすい季節となりましたが、皆様にはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

ここトゥレーヌ補習校は、フランスの学校に合わせ、冬休みが2週間ありました。休み中、フランス人の知り合いのおうちに招待頂いたのですが、梅の木が生垣に使われていました。生垣だけに真四角に刈ってあり、まぁ驚愕でした。

では今回もレビューです。


トルストイの「人はなんで生きるのか」

tolsoï


ベースがキリスト教の民話です。『善き教育』とはこの本を指すと言葉だと思います。「人間は愛によって生き、いつ死んでも悔いのないように生きなければならない」事を教えてくれます。
日本昔話に通ずるものがある気がします。そう考えると、宗教はとかく、幸せを願う人の気持ちは「皆兄弟」です。

トゥレーヌ補習校、明日から始まります。先生方、頑張ってください。